★「歯を長持ちさせること」・・これが基本コンセプトです
① 今お困りの状態を真っ先に改善します。
② 土台を固めます・・・歯の周囲(歯ぐきなど)や「根の中をしっかり治療します。
③ 固めた土台の上に「家」を建てるのと同様、歯を修復します。すき間や漏れの
ない精密な「歯」を作ることで外敵の侵入をシャットアウトします。同時に、
体にフィットした噛み心地や美しい歯に仕上げます。
④ 「治療」は、歯を長持ちさせるための「手段」です。
治療が終わってからが最も大事なステージです。新しい疾患を作らず、
直したところを壊さないための「メインテナンス」こそが「予防」の根幹です。
★「ていねいさ」と「てぎわの良さ」と「やさしさ」
貴方の歯を触るのは、私たちの「手」です。
ていねいに治療すればするほど時間がかかります。しかし「てぎわの良さ」も大事。
「ていねいさ」と「てぎわの良さ」の両立は厳しい訓練の結果生まれるものです。
同時にお口をジカに触るのですから「やさしさ」がなければなりません。
たとえば、むし歯や歯石は一分の隙もなく取って欲しいですよね。これは職人仕事と
いう「手」の仕事です。この「手仕事の質」が、最も大切だと私たちは考えています。
理論通りに歯を削ることも、精確さが要求される「手仕事」です。
治療という「手仕事」を「ていねいに」「精確に」「てぎわ良く」そして「やさしく」おこなう。
そうした「手仕事」のクオリティーこそが患者さんを守るのです。
★「理論」と「技術」、そして「倫理」。
「手仕事」のクオリティーを支えるのは、国内はもとより海外の文献レヴューや「研修」など長年に亘る自己研鑽に基づきます。
40数年に亘って理論と技術を磨いてきました。
技術の一つで重要な位置を占めているのが、「精度」です。
私たちは、20倍以上の立体顕微鏡を使った治療を補綴部門ではこの40年、歯内療法部門では10年以上継続してきました。
顕微鏡による仕事は、当然ですが治療の精度を上げることが出来ます。しかし大事なことは、拡大して術の確かさを見ることが、妥協や自己満
足を防止する「心の倫理」につながることなのです。
細菌感染を取り除き、歯の内部に細菌を侵入させないこと。その人の咬む力を上手に受け止める設計の力。
この大原則に私たちは『謙虚に、正直に』対処する「倫理」が大切だと思うのです。
治療した歯が再び壊れるには、数年以上の時間がかかります。治療が悪かったのか患者さんの管理が悪かったのかは判別が難しいのです。だからこそ私たちは、「厳選された理論」と「精確な技術」そして「正直で謙虚な心」に基づいた診療を維持し続ける必要があるのです。
★ 連携
病気に立ち向かうには、医療者と患者さんが二人三脚でとり組む事がもっとも強力。
当院の歯科医師、衛生士、技工士は、一人一人の患者さんの治療内容に、それぞれ
の立場からお互いの仕事をチェックし合う関係を作っています。こうした連携を通して、より安心できる治療体制を敷いてきました。
病気を治すためにこれ以上の方法はありません。
★ 予防
治療するより予防。歯が壊れてから治療するより、壊れないように生の歯でいること。当然の話ですが、一度壊してしまった人でも「治療が終わってから再発させない」ことも「予防」なのです。
せっかく治した(修理した)歯が「また壊れる」という理由には、治療のクオリティーは勿論のこと、食生活の乱れや、ブラッシングの乱れ、咬む力の乱れなど、たくさんの要因があります。その要因を探すことが健診の主な目的です。
ですから定期健診は「健康な状態」になってから行うべきで、単に定期的に「歯石を取ってもらう」ようなものではありませんし、定期的にクリーニングしたからといって健康な歯を維持できるわけでもありません。
治療終了時の状態を永く維持することが一番大事なわけですから、「健診」はそれをサポートするとても大事な仕事です。
私たちは約50年にわたり、この「健診」を継続してきました。どうぞご利用ください。
★「一般治療部門」と「専門治療部門」
「一般治療部門」
・虫歯治療、歯周病治療、根の中の治療、抜歯などの外科治療、義歯やかぶせる
治療など、一般に行われる治療を、専門治療を応用した高い質で提供しています。
特に歯周病治療は健康保持の基礎であり、時間もかかるため、しっかりサポートしながらすすめています。
「専門治療部門」
・【特殊な治療】や【難しい治療】【ハイレベルの治療】【複雑な治療】など、
専門性の高い治療をお受けになることができます。
【精密補綴】
【歯内療法専門医による治療】
【歯周病再生治療】
【骨の造成を伴うインプラント治療】
【小児歯科専門医による治療】 他
★ 安定した健康を得るためには、患者さんの自覚と努力が必要です。私たちは、そこを
サポートします。歯を長持ちさせるための努力を、私たちと二人三脚で歩んで行きましょう。