☆この数週間、慎重な仕事が立て続きにあって、今日で休憩!ほっとしている。
☆本当にほっとするのはもう少し先で、その仕事の結果が出てからですけど。
☆この一年は,僕の50年に近い歯科医師人生の中の最強ステージだと思っていて、仕事量は少ないけど、息子のお陰でじっくり仕事に向き合えている。
☆これまでもクオリティーを追求してきたけど、落ち着いて振り返ってみると、その患者さんの人生の中で、どういう役割をしてきたかを考えるようになった。
☆頭で,というよりもっと生身の人間として。そしてもう一つは,自分の技量の完成度を高めること。
☆そんなエネルギーがあるとは思ってもみなかったけど、家庭や運営が,まあ落ち着いているからこそだろうと思う。感謝しかない。
☆ただ、体のあちこち、特に背中の疲労がどうにもあって、2時間連続の仕事(手術など)は一日一回しか出来ないし、出来れば二日続きは避けたいな。
☆それは元気な証拠だ、といわれるかもしれないが、この仕事は失敗が許されないから、だんだん仕事量をへらすのは仕方ないだろう。
☆ともかくこの一年、こちらの勝手ではあるが特段の障害はなかったかと思う。
☆仕事を別にすれば、今年の山歩きは少なかったことが挙げられる。仲間が少々体調を崩したこともあるが、今年の夏の暑さは日帰り登山には向いていなかった!と、勝手に思っている。
☆この夏の暑さのことは過ぎてしまうともう忘れがちではあるけれど、早朝でさえ暑かった。
☆町中を歩くことさえ不愉快で、この一年の歩数はずいぶん少なかったと思うし、歩くことに自信がなくなることさえあったから、どんどん山歩きから遠ざかってしまった。
☆秋になって何回かは歩いたものの、8時間以上の行程への自信はまるでなくなってしまった。
☆来年は僕も「喜寿」だそうで、間違いなく事故が多発する年代ではある。だからこそ日頃のトレーニングが最大の基礎になるのだ。
☆若いときのスピードはとても出せないけれど、天候とコースを選んで時間割をきちんと計算すれば、まだ山歩きはできると思ってはいる。
☆あとは、音楽。今年は40回ほどの演奏会に行ったようだ。ほとんどが室内楽で、口ずさんだこともない曲も一杯あったけれど、世の中によくもまあこれだけ豊かな世界があったものだと、当たり前の感想を持つ。
☆演劇やオペラ、バレエなどはまだわずかだし、絵画や陶芸やその他のパフォーマンスにも徐々に興味がわいてきていて、これは時間のゆとりのおかげだろうと思っている。
☆ということになると、来年は仕事の完成度を求めて行くこと、音楽を楽譜読みや作曲家の背景などに広げること、山歩きは無理をしないけど季節を味わう基礎トレをなるべくしっかりやること、ということになるかな。
☆すべては、体調管理がどうなるかで全部ひっくり返ってしまうから、これだけは難しい。まあ、気をつけることは気をつけよう。
☆食べ過ぎず、飲み過ぎず、休息を取り過ぎず、無理しないように体を動かし、健診もこれまで通り定期的にやって。・・そんなことぐらいしかないかなぁ。来年もよろしく。