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YAMAMURA DENTAL OFFICE/ヤマムラデンタルオフィス


先生のひとりごと

登録日

日付 2020/03/12
タイトル 物理とは もののことわり
   ◎このところ物理、特に宇宙物理(天体物理学)に惹かれている。

 ◎物理というとあの高校の教科書のイメージがあるし、僕は高校時代あたりから理解が追いつかなくなってきたから、何となく苦手意識がある。

 ◎小学生や中学生の頃は虫や草花などには興味があったし、電車や自動車が大好きだった。

 ◎蛙を解剖して肺が大きく膨らむのを見ておもしろがっていたし(ごめん!)、庭にそのままほったらかしにしていたら翌朝、ナメクジが全部食べてしまっていてびっくり。

 ◎知らないうちに自然界の「もののことわり」=「ものの理」=物理に興味を持ってはいたらしい。
 
 ◎中学生になると、電気や電波って何だろう?と素朴な疑問があっていつか理解したいと思っていたけれど、そのうち数学や理科の勉強は「公式を憶え」て計算を解くパターンになっていったような気がする。

 ◎それ以降も自然科学っぽいものはそれなりに好きだったものの、科学的思考方法が好きであったわけではないのです。歯学部に入ったのも自然科学が好きだったせいではないのです(笑)。

 ◎とはいえ、この仕事をしてゆく過程の勉強の中で、科学的思考というのが自然に当たり前になっていた。

 ◎細菌がいなくなればこの病態は治る、とか、傷を付けても自然に治癒する、などの生命の不思議さや生命体の実態を、「どうして?」という原点から勉強してゆくおもしろさ。

 ◎自然現象には原理があって、そこに法則性を発見すると予測が付く。おもしろいと思い、考証するようになっていったのも事実です。

 ◎ただ、この齢になって改めて「もののことわり」としての物理を勉強してみたくなったのは、単純にアインシュタインの E=mc² という方程式の意味を知りたいって思ったから。

 ◎「時間とは何か」「重力とは何か」「電気や磁気とは何か」など、振り返るとわからないままにしておいた過去があった。

 ◎量子コンピューターが実現してゆく現在、今となっては一般相対性理論だって旧理論となってしまった。ニュートン力学だって十分納得していないうちに、だ。

 ◎かれこれ2~3年前から、「少しずつ納得が行くように」調べてゆくと、わずかながらそのおもしろさが気に入るようになってきた。

 ◎しかも、がっちりと隙間なく論理が展開してゆくと、その嘘のなさ、純粋さがとても心地よく、まるで音楽を聴いているときのような快感が僕の体を支配する。

 ◎その嘘のなさや忖度のなさは、ご都合主義にまみれた政治の世界とはまるで違うのだ(笑)。

 ◎かの福沢諭吉は「学問を志す人は究理学(science)から始めて、理屈に論理を積み上げ、構築されたものの立場からものごとを見る、という体系を学べ」と言った。

 ◎話は広がるけれど、どの時代でもどの地域でも、人間の生活を構築するのに「ものの理」を基盤としているものほど安定するはずだ。ただ、人間の「原理」というのは難しかろう。

 ◎何事においても「信頼」を築くには、背景に、理屈の上に論理で構築された考え(理論)があって、そこから導き出された手法が他人に成就してゆく事が条件である。
  
登録日

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